- 12/06/2025
中古車で失敗しない選び方【年式・走行距離・修復歴の見方】
「中古車って安いけど、ハズレを引いたら怖い…」
「年式と走行距離、どっちを優先すればいいの?」
「“修復歴あり”って、どれくらい危ないの?」
中古車は、選び方さえ押さえれば、同じ予算でもワンランク上の車に乗れることもあり、とても賢い選択です。
でも逆に、ポイントを知らないまま買うと「思ったより故障が多い」「保証が短くて不安」「売るときに値段が付かない」など、後悔につながりやすいのも事実です。
この記事では、中古車が初めての方でも安心できるように、年式・走行距離・修復歴の見方を中心に、失敗しないチェック手順を丁寧に解説します。
まず結論:中古車選びは「状態(整備・保証)>年式>走行距離>価格」の順で考える
中古車で失敗しない人は、最初にここを見ています。
- 整備と保証がしっかりしているか(状態)
- 年式(何年落ちか)
- 走行距離(どれだけ走っているか)
- 価格(安さだけで決めない)
「年式が新しい=安心」「走行距離が少ない=安心」も一理ありますが、それだけだと見落としが出ます。
大事なのは、“前オーナーがどう使って、どう整備してきたか”です。
年式の見方:古い=悪いではない。目安は「5〜7年落ち」が狙い目になりやすい
年式ってなに?
年式は、車が登録されてからの年数(○年式、○年落ち)を指します。
一般的には、新しいほど安心感がありますが、価格も上がります。
初心者におすすめの考え方
- 新しめ(〜3年落ち):安心だが高め。装備も新しい
- 中間(4〜7年落ち):価格と状態のバランスが良いことが多い
- 古め(8年以上):安いが、消耗品や故障リスクが上がりやすい
初めての中古車なら、まずは4〜7年落ちくらいを中心に探すと、「安すぎて不安」になりにくく、「高すぎて中古の意味が薄い」も避けやすいです。
走行距離の見方:「少ないほど良い」だけじゃない。大事なのは“走り方”と“整備”
よくある目安(覚えやすい基準)
一般的には、年間8,000〜12,000kmくらいが平均的と言われることが多いです(地域や使い方で変わります)。
そこで見方はこうです。
- 年式の割に走行距離が極端に多い:通勤などで使い込みの可能性
- 年式の割に走行距離が極端に少ない:放置が多い可能性も(バッテリーやゴム部品など)
意外かもしれませんが、車は「ほどよく走って、きちんと整備されている」方が状態が良いこともあります。
走行距離で見ておきたい“現実ポイント”
- 走行距離が多いほど、消耗品(タイヤ、ブレーキ、バッテリー)の交換が近い
- 10万km前後は「大きな整備」が出やすいことがある
- ただし整備履歴と保証があれば、怖がりすぎなくてもOK
つまり、走行距離は「数字だけ」で判断せず、履歴もセットで見ます。
修復歴の見方:ここが一番大事。修復歴=事故車ではないが、初心者は基本避けるのが安心
修復歴ってなに?
中古車でいう「修復歴」とは、一般的に車の骨格(フレームなど重要部位)を修理・交換した履歴がある車を指します。
大きなポイントは、
- バンパー交換などの軽い板金:修復歴ではないことが多い
- 重要部位の修理:修復歴になる
という違いです。
初心者が修復歴車を避けたほうがいい理由
修復歴ありの車は、安いメリットはありますが、次のデメリットが出やすいです。
- まっすぐ走らない・ハンドルが取られるなどの違和感が残る可能性
- 売るときに値段が付きにくい(リセールが弱い)
- 「どこをどう直したか」を見抜くには知識が必要
そのため、初めての中古車なら、原則として「修復歴なし」を選ぶほうが安心です。
「どうしても予算が厳しい」「同じ車種で修復歴ありしかない」場合は、修理箇所の説明書類、第三者鑑定、保証の有無など、条件が揃ってから検討するのが安全です。
失敗しない中古車チェックリスト
ここからは、実際にお店で確認するポイントをチェック形式でまとめます。
① まずは書類と条件(ここが最重要)
- □ 修復歴なし(または修復箇所が明確で納得できる)
- □ 整備付き(納車前点検の内容が明記されている)
- □ 保証あり(期間と範囲が分かる)
- □ 車検の残り(あと何か月あるか)
- □ 記録簿(点検整備記録)がある
この5つが揃うと、安心感が一気に上がります。
② 実車チェック(初心者でも分かりやすい見方)
- □ タイヤの溝がしっかりある(ツルツルは交換が近い)
- □ ヘッドライトが黄ばんでいない(劣化の目安)
- □ ドアやボンネットの隙間が左右で不自然に違わない
- □ 変なにおいがしない(タバコ臭・カビ臭)
- □ エアコンがしっかり効く(夏冬は特に)
ここで「ん?」が多い車は、避けるのが無難です。
③ 試乗できるならここだけ見る
- □ ブレーキがカクンとしない(自然に止まれる)
- □ ハンドルがまっすぐで、左右に取られない
- □ 段差でガタガタしすぎない
- □ 変な音(キュルキュル、ゴトゴト)がしない
試乗は短時間でもOKです。違和感がある車は、毎日乗るとストレスになります。
中古車で後悔しやすい“あるある”と対策
あるある1:安さで即決して、納車後に出費が増える
安い車ほど、消耗品交換や整備が必要になることがあります。
「車両価格」ではなく、“総額”(諸費用・整備・保証)で比べましょう。
あるある2:保証の範囲が狭くて不安になる
保証は「何年」だけでなく、“どこまで修理してくれるか”が大事です。
エンジン・ミッションなど高額修理部位が対象か、チェックすると安心です。
あるある3:年式が新しいのに状態が悪い
短距離ばかり、放置が多いなど、使い方で状態は変わります。
年式より「記録簿・整備・実車状態」を優先しましょう。
お店選びも大事:初心者は“安心できる販売店”を優先してOK
中古車は、車そのものだけでなく、販売店の対応で安心感が変わります。
初心者の方は、次のポイントを重視すると失敗が減ります。
- 質問にきちんと答えてくれる
- 修復歴や整備内容を隠さない
- 見積もりが分かりやすい(諸費用の内訳が明確)
- 保証内容を書面で確認できる
- 急かしてこない(今日決めて、など)
「安心して買えるか」を最優先にして大丈夫です。
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