- 12/09/2025
車検費用の相場はいくら? ディーラー/整備工場/車検専門店を比較
「車検って、結局いくらかかるの?」
これ、車に詳しくないほど不安になりますよね。しかも車検は、毎月の支払いではなく“ドン”とまとまって来るので、余計に身構えてしまいます。
ただ安心してください。車検費用は「なぜ高くなるのか」「どこで差が出るのか」を知ると、見積もりの見方が一気にラクになります。この記事では、車検の費用を
- 法定費用(どこで受けてもほぼ同じ)
- 車検基本料(お店で差が出る)
- 整備・部品代(車の状態で差が出る)
の3つに分けて、ディーラー・整備工場・車検専門店の違いをわかりやすく比較します。
まず結論:車検費用は「法定費用+基本料+整備代」。差が出るのは主に“基本料と整備”
車検の総額は、ざっくり次の足し算です。
- 車検費用=法定費用+車検基本料+整備・部品代
このうち、法定費用(自賠責・重量税・印紙代)はほぼ固定で、どこで車検を受けても大きく変わりません。
差が出るのは主に、車検基本料(点検・検査・代行手数料)と、車の状態によって増減する整備・部品代です。

車検の「法定費用」って何?(どこで受けてもほぼ同じ部分)
法定費用は、車検のたびに必ず発生しやすい“公的なお金”です。
- 自賠責保険料(強制保険)
- 自動車重量税(車の重量や年式などで変わる)
- 印紙代(検査手数料)
自賠責や重量税は車種・年式・エコカー減税の有無などで変わることがあり、印紙代も車種や受け方で異なることがあります。
つまり、同じ車でも条件次第で法定費用は少し変わるため、「自分の車の条件」で見積もりを出してもらうのが確実です。
車検費用の「相場」を決めるのは、実はこの2つ
ここからが“お店選び”の本題です。
1)車検基本料(お店の工賃・手数料)
車検基本料は、お店ごとに値付けが違います。
点検・検査・書類作成や代行などが含まれることが多いです。
2)整備・部品代(車の状態)
ブレーキパッド、タイヤ、バッテリー、オイル漏れ、ライト球…など、車の状態によって追加が出ます。
「安い車検」を選んでも、整備が必要なら結局は上がるので、“総額と整備内容”の両方を見るのがコツです。
【比較】ディーラー・整備工場・車検専門店は何が違う?
ここでは、初めての方でも選びやすいように、特徴を整理します。
(相場は地域・車種・お店・車の状態で変わるので、あくまで傾向として見てください)
1)ディーラー車検:安心感が強い(そのぶん高めになりやすい)
向いている人
- 新車〜年数が浅い
- 純正部品やメーカー基準の点検を重視したい
- 不安なく“お任せ”したい
特徴
- 点検項目が手厚くなりやすい
- 純正部品中心の提案になりやすく、結果として高くなりやすい
- 故障予防・安全重視で「しっかりやる」方向になりやすい
2)整備工場:整備の相談がしやすく、バランス型になりやすい
向いている人
- 「必要な整備だけ、しっかりやりたい」
- 相談しながら決めたい
- 古めの車・走行距離多めで、整備力も重視したい
特徴
- 工場によって得意分野や方針が違う(店差がある)
- 「今すぐ必要な整備」「次回で良い整備」を分けて相談しやすい
- 納得しながら進めたい人に向く
3)車検専門店:早い・わかりやすい・安めになりやすい
向いている人
- なるべく早く終わらせたい(当日車検など)
- 相場より抑えたい
- 走行距離も少なく、状態が良い車
特徴
- 料金体系がパッケージ化されていて分かりやすいことが多い
- 追加整備が出たときの説明が丁寧かどうかで満足度が変わる
- 「基本料金は安いけど追加が多い」パターンを避けるため、事前説明が大事
「結局いくら用意すれば安心?」ざっくり予算の立て方
不安な方は、次の考え方が現実的です。
- 車の状態が良い(追加整備が少ない)
→ “法定費用+基本料”に近い金額で収まりやすい - 年数が経っている/走行距離が多い
→ 追加整備・交換が出やすいので、+1万〜数万円を“予備費”として見ておくと安心
そして一番おすすめなのは、最初からお店にこう伝えることです。
- 「今回は総額◯万円くらいまでに抑えたいです」
- 「必須/推奨/次回でもOKに分けて説明してほしいです」
これだけで、不要な不安が減り、納得して選びやすくなります。
見積もりで必ず見るポイント(ここだけ押さえれば失敗しにくい)
見積もりをもらったら、次をチェックしてください。
- 法定費用がいくら(自賠責・重量税・印紙)
- 車検基本料がいくら(点検・検査・代行)
- 整備・部品代がいくら(交換部品の明細があるか)
- 「必須」なのか「推奨」なのかが分かる説明か
- 代車・引き取り・洗車などのサービスは含まれるか
- 追加整備が出た場合の連絡方法(勝手に進むのか、都度確認か)
ここが見えると、「高い/安い」だけでなく「納得できるか」で選べます。
安くするコツ(安全を落とさない範囲で)
節約は“削る”より“ムダを減らす”が安全です。
- 相見積もりを取る(同じ条件で比較する)
- 整備の優先順位を相談する(全部を今やらない判断もあり)
- 車検前に点検しておく(ライト切れ、ワイパー、タイヤ空気圧など)
- 支払い方法(クレカ可否、法定費用の支払い方法)を先に確認する
まとめ:迷ったら「安心=ディーラー」「バランス=整備工場」「早さ&安さ=車検専門店」
車検費用は、法定費用はどこでも大きく変わりにくく、差が出るのは車検基本料と整備内容です。
ディーラーは安心感が高い一方、相場は高めになりやすい傾向があります。
整備工場は相談しながら必要な整備を選びやすく、車の状態をしっかり見てほしい人に向きます。
車検専門店は早くて分かりやすく、車の状態が良い人ほど費用メリットが出やすいです。
見積もりは「法定費用・基本料・整備代」を分けて見れば、納得して選べるようになります。
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