車中泊って実際どう? 必要な装備と快適に寝るコツ

車中泊って実際どう? 必要な装備と快適に寝るコツ【初心者向け】

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車中泊って実際どう?必要な装備と快適に寝るコツ【初心者向け】

「車中泊にちょっと憧れるけど、実際どうなんだろう?」
「女ひとりでも安全? 何を用意したらいいの?」

そんな“気になるけど一歩目が踏み出せない”方に向けて、ここでは初心者でも無理なく挑戦できる車中泊の基本を、やさしく整理していきます。

ポイントは

  • 安全面をしっかり押さえる
  • 装備は “最低限+あると快適” で分けて考える
  • いきなりガチ旅をせず「1泊お試し」から始める

の3つです。

車中泊のメリット・デメリットをサクッと整理

車中泊のメリット

  • 宿泊費を抑えられる
  • 早朝から行動できる(朝焼け・朝風呂・朝市など)
  • 荷物の出し入れがラク(全部クルマの中)
  • 天気や気分で行き先を変えやすい“自由さ”がある

「ちょっと遠い温泉に行きたい」「星を見に行きたい」など、“1泊した方がゆっくり楽しめる場所”との相性がとても良いです。

車中泊のデメリット・気をつけたい点

  • 足を伸ばして寝られないクルマだと、体が痛くなりやすい
  • 夏の暑さ・冬の寒さ対策が必要
  • トイレ・洗面は“外の施設頼み”になる
  • 停泊場所のマナー・ルールを守らないとトラブルの原因に

とくに女性の場合、防犯面とトイレ問題は最初から意識しておくと安心です。

まず最優先:安全面で「絶対に守りたいこと」

エンジンかけっぱなしで寝ない

  • 一酸化炭素中毒のリスク
  • 盗難・トラブルのリスク
  • 近隣・周囲への騒音

基本は、寝るときはエンジンOFFが大原則です。

ドアロックは必ず

  • 全ドアロック
  • 窓を開けるなら“指1本ぶん+網戸アイテム”など、開けすぎない

不安な人は、運転席側を壁側に向ける/人目のある場所に停める、など工夫しましょう。

車中泊禁止の場所では泊まらない

  • 一般駐車場・観光地駐車場・コンビニなどは「仮眠・休憩」まで
  • 「車中泊OK」「宿泊利用OK」と明記された場所を選ぶのが安心

後で詳しく紹介しますが、道の駅・RVパーク・オートキャンプ場など、“車中泊を前提とした施設”を選ぶとトラブルを避けやすいです。

必要な装備:最低限セットと「快適アップ」セット

最低限これだけは用意したいもの

  1. マット or 寝袋(シュラフ)
    後部座席を倒してフラットにしても、段差や硬さで体が痛くなりがちです。薄くてもいいので、クッション性のあるマットが1枚あると快適さが変わります。
  2. 枕代わりになるもの
    車中泊用枕/エア枕/折りたたんだタオル+クッションでもOKです。
  3. 目隠しアイテム
    サンシェード、遮光カーテン、100均の銀マット+吸盤など。「外から見えない」「街灯の光を遮る」だけで安心感と眠りやすさが格段にアップします。
  4. 服装:リラックスウェア+羽織り
    締め付けの少ないスウェットやジャージ。気温差があるので、薄手のカーディガン・パーカーが1枚あると安心です。
  5. ライト(懐中電灯/ランタン)
    車内灯だけだとバッテリーが不安になることも。電池式やUSB充電式の小さなランタンが1つあると便利です。
  6. 飲み物と軽食
    夜中にお腹が空いたとき、周囲が真っ暗だと買いに行けないこともあります。水と、小さなお菓子・カロリーバーなどを用意しておくと安心です。

あると“快適度”がグッと上がるアイテム

  • インフレータブルマット(自動膨張マット)
    収納時は小さく、広げるとフカフカ。車中泊で人気の定番です。
  • ネックピロー・アイマスク・耳栓
    光や音に敏感な方はとくにおすすめです。
  • 小さめテーブル or 折りたたみトレイ
    車内で飲み物やスマホを置きたいときに便利です。
  • ポータブル電源 or シガーソケット用USB充電器
    スマホやライトの充電用。使いすぎて車のバッテリーを上げないよう注意が必要です。
  • 携帯トイレ・生理用品・ウェットティッシュ
    夜間にトイレが遠いときの“最後の保険”。女性は特にあると安心です。

快適に寝るためのコツ

1)フラットな寝床づくり

  • 後部座席を倒して、段差にはクッションやタオルを詰める
  • マットを敷いたあと、実際に横になって「腰・肩が痛くないか」確認する

慣れないうちは、家の駐車場で一度“リハーサル”してみるとイメージが掴みやすいです。

2)頭の位置を決める(酔いにくさ&安心感)

  • 頭は進行方向側 or 車の中央側にすると、揺れたときに酔いにくいと言われます。
  • 女性ひとりなら、窓より車内側に頭を置き、足を窓側に向けると、外から顔が見えにくくなります。

3)窓の目隠しと換気バランス

  • サンシェード+隙間を少し開けて、専用の網戸カバーなどを使うと虫対策にも◎。
  • 完全密閉は結露がすごくなるので、ほんの少しだけ窓を開けるのが快適です。

4)暑さ対策・寒さ対策

  • 夏:
  • 高原・山間部など、夜に涼しくなる場所を選ぶ
  • 扇風機(USBファン)を使う
  • 寝具はタオルケット程度にして、汗対策に着替えを用意する
  • 冬:
  • 寝袋+毛布+カイロで“着る寝具”を意識
  • 足元を重点的に温めると眠りやすい
  • 結露対策にタオル・窓の少し開けを忘れずに

5)荷物の置き方

  • 寝るスペースを先に確保してから、余ったところに荷物を配置する
  • よく使うもの(スマホ、飲み物、ライト)は手の届く位置にまとめる

「後で動かせばいいや」と思うと、寝る前にバタバタすることになりがちです。

初心者におすすめの“車中泊スポット”の選び方

道の駅

  • 夜間もトイレが使えるところが多い
  • 明るく、人目もあるので安心感が高い
  • ただし、「車中泊禁止」のところもあるので、必ず公式サイトや掲示を確認する

RVパーク・車中泊専用スペース

  • 電源・ゴミ捨て・水道などが使えるところも多く、快適度が高い
  • 有料だが、そのぶんマナーも整っている場合が多い
  • 初心者や女性ひとりにはとてもおすすめです。

オートキャンプ場

  • キャンプと車中泊を一緒に楽しめる
  • シャワーや炊事場があることも
  • 予約が必要なことが多いので、計画的に利用しましょう。

避けたい場所の例

  • 駐車禁止・長時間駐車禁止の場所
  • 住宅街の路上・コインパーキング(住民トラブルの原因に)
  • コンビニ・スーパーなど、“休憩はOKでも宿泊はNG”の場所

初めて車中泊するときの“おすすめプラン”

1泊目は「近場+RVパーク or 道の駅」でお試し

  1. 自宅から1〜2時間以内のエリアで目的地を決める
  2. 車中泊OKの施設を1か所予約 or 事前確認する
  3. 夕方に到着 → 温泉・食事 → 夜はのんびり過ごす
  4. 朝は早起きして、周辺を散歩 or カフェへ
  5. 昼前には帰宅して、片付け・反省会

「遠くに行かなきゃ」と考えず、“お泊まりの練習”として近場で1回やってみるのが一番安心です。


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