新車と中古車どっちが得?

新車と中古車どっちが得? 5年でかかる総額(TCO)で比較

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新車と中古車どっちが得? 5年でかかる総額(TCO)で比較

「新車って安心だけど高い…」
「中古車は安いけど、故障や修理が心配…」
「結局、5年くらい乗るならどっちが“得”なの?」

こういう悩みはとても多いです。車選びって、車両価格だけ見てしまいがちですが、実は本当の“得”は、買ってから5年間で合計いくら出ていくか(総額)で決まります。
この総額の考え方を TCOTotal Cost of Ownership:保有コストの総額 と呼びます。

この記事では、難しい計算をしなくても判断できるように、新車と中古車を「5年TCO」で比べる考え方を、具体例つきで丁寧に解説します。

まず結論:5年で得になりやすいのは「値落ちが小さい車を選べた方」

新車か中古車かで迷ったとき、答えは単純に「新車が得」「中古車が得」とは言えません。
得かどうかを分ける最大のポイントは、ほとんどの場合、5年後にいくらで売れるか(下取り・買取額)=値落ち(減価償却)です。

だから結論としては、

  • 値落ちが小さい車種・人気グレードを選べるなら新車でも得になる
  • すでに値落ちが進んだ“おいしい中古”を選べるなら中古が得になりやすい

という考え方になります。

TCO(総額)ってなに? 5年でかかるお金をざっくり分けると7つ

TCOは、細かく言えばたくさんありますが、初心者の方はまず「7つ」でOKです。

  1. 車両代(またはローン支払い)
  2. 税金(自動車税・軽自動車税)
  3. 車検・点検整備
  4. 任意保険
  5. ガソリン代(燃料代)
  6. 消耗品(タイヤ・バッテリーなど)
  7. 5年後に戻ってくるお金(売却額)←ここが超重要

ポイントは、最後の「売却額」は“マイナス”として考えることです。
つまり、5年TCO=(5年間に払った合計)-(5年後に売れたお金)
この考え方ができると、判断が一気にラクになります。

新車の5年TCO:高いのは「最初の値落ち」。でも安心感と保証が大きい

新車のメリットは分かりやすいです。

  • 故障リスクが低い
  • メーカー保証がしっかり
  • 最新の安全装備が選べる
  • 自分好みにオプションを付けられる

一方、5年TCOで不利になりやすいのはここです。

新車は最初の数年で値落ちが出やすい

買った瞬間から「中古扱い」になるので、最初の値落ちが大きくなりがちです。
ただし、人気車種(人気色・人気グレード)は、5年後の売却額も高く残りやすく、結果としてTCOが改善することがあります。

中古車の5年TCO:得になりやすいのは「値落ちがゆるいゾーン」を買えたとき

中古車の最大メリットは、車両価格が下がっていることです。
特に、すでに値落ちが進んだ年式の車は、そこからの値落ちが緩やかになることがあり、TCO的に有利になりやすいです。

ただし、中古車はここが注意点です。

  • 車検や消耗品交換が近いと、5年の間に出費が増える
  • 保証が短い(または無い)車は不安が大きい
  • 状態によって当たり外れが出る

つまり中古は、「安く買ったのに修理で高くつく」パターンを避けるのが大事です。

具体例:同じクラスの車を「5年TCO」で比べるとどうなる?(イメージ用)

ここでは分かりやすくするための例です。実際は車種や条件で変わります。

ケースA:新車で買って5年乗る(例)

  • 購入総額:230万円
  • 5年間の税金・保険・車検・燃料・消耗品:120万円
  • 5年後の売却額:100万円

5年TCO=230+120-100=250万円

ケースB:同クラスの中古車(5年落ち)を買って5年乗る(例)

  • 購入総額:150万円
  • 5年間の税金・保険・車検・燃料・消耗品:135万円
  • 5年後の売却額:40万円

5年TCO=150+135-40=245万円

こうして見ると、「中古のほうが絶対得」とは限らないのが分かります。
中古は車両代が安くても、整備・消耗品・車検が重なるとTCOが上がることがあるからです。

じゃあどう選ぶ? 失敗しない判断基準はこの4つ

ここからは、初心者でも判断しやすい「基準」をまとめます。

基準1:5年で乗り換えるなら“リセールが強い車”を優先

5年で売るなら、売却額が効きます。
人気車種・人気色(白/黒系など)・定番グレードは、得になりやすいです。

基準2:走行距離が多い人は「新車」の安心が効きやすい

年間走行距離が多いと、トラブルの可能性も上がり、修理リスクが気になります。
長距離派は、新車の保証と安心感がTCO以上に価値になることがあります。

基準3:中古を選ぶなら「整備付き・保証付き・修復歴なし」が基本

中古車で後悔しないための“3点セット”です。

  • 整備付き
  • 保証付き
  • 修復歴なし

これが揃うと、修理リスクの不安が大きく減り、結果的にTCOも安定します。

基準4:買い方(ローン・残クレ)でTCOが変わることも知っておく

ローンや残クレは、月々はラクに見えますが、総額で見ると差が出ることがあります。
ただ、家計の安心(毎月の支払いの安定)も大事なので、TCOだけでなく「無理なく払えるか」をセットで考えるのが正解です。

迷ったときの結論:あなたはどっちが向く?(YESで判断)

新車が向く人

  • □ 故障が不安で、とにかく安心したい
  • □ 安全装備や最新機能を重視したい
  • □ 長距離や高速をよく走る
  • □ 5年後の売却まで含めて計画的に選べる(人気車種を選べる)

YESが多いなら、新車の満足度が高くなりやすいです。

中古車が向く人

  • □ 予算を抑えて賢く乗りたい
  • □ 同じ予算でワンランク上の車に乗りたい
  • □ 走行距離は少なめ
  • □ 整備・保証・修復歴なしで“状態重視”で選べる

YESが多いなら、中古車の方が得になりやすいです。


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