- 11/28/2025
車の買い替えは何年目がベスト?【目安・損しない考え方】
「車の買い替えって、何年目がベストなんだろう?」
車検が近づくたびに迷ったり、修理が増えてきて悩んだり。結論から言うと、車の買い替えに“絶対の正解”はありません。ただし、多くの人が損をしにくい目安と、あなたの状況に合わせて判断できる考え方はあります。
この記事では、買い替えの年数目安を整理しつつ、「結局いつが得なのか」を自分で判断できるように、わかりやすく解説します。
結論:買い替えの“年数”は「5年・7年・10年」が目安
買い替えの目安としてよく挙がる年数は、次の3つです。
- 5年:リセール(売値)を重視して、なるべく損しない買い替えを狙う
- 7年:車の性能・安全性・維持費バランスが崩れやすく、迷いが出やすいライン
- 10年:故障・消耗品交換が増えやすく、修理代がかさみやすいライン
この3つが「買い替え検討の節目」になりやすいのは事実です。
ただし、重要なのは「年数だけで決めない」こと。年数はあくまで入口で、あなたの車の状態や使い方次第で最適解が変わります。
まず知っておきたい:「買い替えで損する人」の共通点
買い替えで損しやすい人には、わりと共通点があります。
- 車検の費用だけを見て判断してしまう
- 売れる価格(下取り・買取相場)を調べずに動く
- 修理が増えてから慌てて買い替え、交渉の余地がなくなる
- 次の車の総額(維持費込み)を考えない
つまり、損しないためには「年数」よりも、総額とタイミングをセットで考えるのが大切です。
5年で買い替えるのが向いている人(損しにくい王道)
5年買い替えが強い理由
車は一般的に、新車登録から年数が進むほど、売れる価格(リセール)が落ちていきます。
ただ、車種によっては 5年あたりまで比較的リセールが保たれやすい ことが多く、ここで乗り換えると「売却額がそこそこ残る→次の車に回せる」という流れが作れます。
こんな人は5年買い替え向き
- できるだけ新しめの車に乗りたい
- 故障リスクや修理の手間を増やしたくない
- 走行距離が多め(年間1万km以上など)
- リセールの高い車種(人気SUV、ミニバン、軽の人気モデル等)に乗っている
- ローンや残価設定など、支払い設計が“乗り換え前提”になっている
注意点
5年買い替えは「損しにくい」反面、乗り換えサイクルが早いので、
毎回の諸費用(税金・手数料・登録費用など) が積み上がりやすいです。
「売れるから得」というより、“損失を小さくする”買い方 と考えるとブレません。
7年で迷ったら要注意:維持費と手間が増え始めるライン
7年目は、買い替えを悩む人が一番多い印象があります。理由はシンプルで、
- 2回目の車検が近い(または通した直後)
- タイヤ・バッテリー・ブレーキ周りなど 消耗品の交換が重なりやすい
- 内装の劣化、細かな不具合が出てきやすい
という “じわじわコスト” の時期だからです。
7年で買い替えを考えるべき人
- 車検+消耗品交換で出費が一気に増えそう
- すでに小さな不調が増えてきた(異音、電装系、エアコンなど)
- 家族構成や用途が変わって「車が合わない」と感じている
- 次の車に求める条件がはっきりしてきた
7年でまだ乗るのが向く人
- 定期点検をきちんとしていて、状態が良い
- 走行距離が少なめ(年間5,000km前後など)
- 乗り方が穏やかで、消耗が少ない
- いまの車に強い満足がある(乗り換え動機が薄い)
7年目は「いまの車がまだいけるか」を冷静に見ながら、
売れるうちに売る という選択肢も残っている、ちょうど真ん中のタイミングです。
10年は“損得”より“安心と手間”が分岐点になる
10年目になると、買い替えの理由は「得だから」というより、安心・安全・手間の軽減に寄ってきます。
10年で増えやすいもの
- 故障・不具合(電装、センサー、エアコン、足回りなど)
- 交換部品の増加(ゴム類、ホース、ブッシュなど)
- 部品代+工賃の上昇(車種によっては大きい)
もちろん、10年超でも元気に走る車はたくさんあります。
ただ、突然のトラブルが増えると「修理の間の代車」「予定の崩れ」「遠出の不安」など、見えないコストが増えていきます。
10年超でも乗り続けてOKな人
- 日常使い中心で、走行距離も多くない
- 整備・点検をきちんと続けられる
- 急な故障があっても生活が回る(代替手段がある)
- 車に強い愛着があり、維持の手間も楽しめる
10年で買い替えをおすすめしやすい人
- 通勤や家族送迎など「止まると困る」用途が多い
- 遠出が多く、安全性を重視したい
- 修理の手間や突発出費にストレスがある
- 最新の安全装備(衝突被害軽減、ACC等)に魅力を感じる
年数より大事:損しないための「判断軸」はこの4つ
ここからが本題です。
買い替えの年数目安は便利ですが、損しないためには次の4つで判断するとブレません。
① 売れる価格(リセール)を先に調べる
買い替えを検討し始めたら、最初にやるべきはこれです。
「いま売ったらいくらになるか」を知ると、判断が一気に現実的になります。
- ディーラー下取りだけで決めない
- 買取相場も見る(できれば複数社)
- 状態・走行距離・グレードで価格が変わる前提で見る
売却額が想像以上に高ければ、5年・7年での乗り換えが“損しにくい選択”になります。
② 次の車にかかる総額(車両+維持費)で考える
車の買い替えは「差額ゲーム」です。
今の車を持ち続ける場合のコストと、買い替える場合のコストを比べます。
- 車両代+諸費用
- 税金・保険
- 燃費(ガソリン代)
- 車検・整備
- 駐車場やタイヤ費用など
年数だけで決めると、ここが抜け落ちて損しやすいです。
③ 車検と修理代の合計で「ライン」を引く
迷ったときに効くのが、ざっくりしたルールを作ることです。
例)
- 車検+消耗品交換+修理の見積もりが「想定より大きい」
- その金額で「買い替えの頭金に回した方が気持ちがラク」
- さらに今の車の売却額がまだ残っている
この条件が揃うと、買い替えは前向きな選択になりやすいです。
④ “生活に合っているか”で決める(これが一番後悔しない)
車はコスパだけでは決めきれません。
家族が増えた、通勤が変わった、地方に引っ越した、子どもが成長した。
こういう変化があるなら、年数に関係なく買い替えは十分に合理的です。
- 荷物が積めない
- 乗り降りが大変
- 燃費が苦しい
- 安全装備が欲しい
- 長距離移動で疲れる
「いまの生活に合わない」は、それだけで買い替え理由になります。
【簡単診断】あなたの買い替え目安は何年?
最後に、年数の目安を “自分ごと化” する簡単チェックです。
5年寄り(乗り換え向き)
- 新しさ/安心を重視したい
- 走行距離が多い
- リセールが高い車種
- 乗り換え前提の支払い設計
7年寄り(検討ライン)
- 車検費用や消耗品交換が重なりそう
- 小さな不調が増えた
- 用途が変わって不便を感じる
10年寄り(維持か買い替えかの分岐)
- 生活で車が止まると困る
- 故障リスクにストレスがある
- 安全装備や快適性をアップしたい
まとめ:ベストな買い替え年数は「目的」で決まる
- 損しにくさ重視なら「5年」(売却額が残りやすい)
- コストと手間のバランスなら「7年」(迷ったら相場を見て判断)
- 安心と手間削減なら「10年」(突発故障のストレス回避)
そして、年数よりも大事なのは
①いま売れる価格 ②次の車の総額 ③車検/修理の見積もり ④生活に合っているか
この4つで判断することです。
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