- 12/09/2025
自動車税・重量税・自賠責はいつ何がかかる? 一覧でわかる全体像
「車って、ガソリン代以外に“いつ・何の名目で”お金がかかるの?」
この疑問、とても自然です。車の出費がややこしく感じる理由は、毎月一定の支払いではなく、“年に1回”や“車検のときにまとめて”が混ざっているからなんですね。
この記事では、車の維持費の中でもとくに混乱しやすい
①自動車税(種別割) ②自動車重量税 ③自賠責保険の「支払うタイミング」と「何に対するお金か」を、一覧でわかるように整理します。
(制度や期限は年度・地域で変わることがあるため、最終的には届いた通知書・納付書の記載を確認してください)
まず結論:この3つは「年1回」と「車検のとき」が分かれ目
ざっくり言うと、こう覚えると迷いにくいです。
- 自動車税(種別割):毎年1回(春〜初夏に納付書が届くことが多い)
- 自動車重量税:車検のとき(新車は初回登録時に“次の車検まで”まとめて)
- 自賠責保険:車検のとき(保険期間を車検に合わせて更新するのが一般的)
では、それぞれを「何のためのお金?」「いつ払う?」の順で見ていきます。
1)自動車税(種別割)って何?いつ払う?
何のためのお金?
自動車税(種別割)は、ざっくり言うと車を持っていることに対して毎年かかる税金です。
普通車は都道府県、軽自動車は市区町村(軽自動車税)というように、窓口が違う点も初心者が混乱しやすいポイントです。
いつ払う?(いちばん大事なルール)
自動車税の基本の考え方はこれです。
- その年の「4月1日時点」で車を持っている人に、1年分がかかる(前払いイメージ)
- 納付書は春〜初夏に届き、期限までに払う(多くの地域で5月末〜6月頃が目安。地域差あり)
どうやって払う?
自動車税は、一般的には納付書を使って
- コンビニ
- 金融機関窓口
- 口座振替
- スマホ決済(対応自治体の場合)
などで支払えます。使える方法は納付書に書かれているので、まずはそこを見るのが確実です。
よくある不安Q:4月に売ったのに、税金の通知が来た…
4月1日に名義が自分なら、その年度の自動車税は原則かかります。
売却時の精算(いわゆる“月割り精算”)は、販売店や個人売買の取り決めとして行われることが多いので、契約書や精算条件を確認するのが安心です。
2)自動車重量税って何?いつ払う?
何のためのお金?
自動車重量税は、車の重さなどに応じてかかる国の税金です。
ポイントは「毎年払う」ではなく、車検とセットでまとまって払うこと。
いつ払う?
自動車重量税は、一般的には次のタイミングです。
- 新車の新規登録時:初回車検までの分をまとめて納付(初回車検は通常3年後が多いので、3年分まとめてのイメージ)
- 車検(継続検査)のとき:次の車検までの分をまとめて納付(一般的に2年分)
つまり、車検見積もりの中に「法定費用」として入っていることが多く、車検の支払いと一緒に払っている人がほとんどです。
メモ:古い車は税額が上がることがある
自動車重量税は、年式などで負担が変わる(一定年数で上がる)仕組みがあるため、
中古車を選ぶときは「安く買えたけど、車検の法定費用が思ったより高い」こともあります。車検時期と合わせて把握しておくと安心です。
3)自賠責保険って何?いつ払う?
何のためのお金?
自賠責保険は、すべての車が加入しなければならない強制保険です。
事故のとき、相手のケガなどに対する最低限の補償をする仕組みで、未加入で公道を走るのはNGです。
いつ払う?
自賠責保険は、多くの場合、車検と同時に更新し、その場で保険料を支払う形になります。
保険期間は「次の車検まで有効」になるように合わせるのが一般的です。
- 新車(初回車検が3年後)なら、車検までカバーできる期間で加入
- 2年車検の更新なら、期限切れの不安を避けるために「車検に少し余裕を持たせた月数」で加入するケースもあります(取り扱いは業者により異なります)
ここだけ注意:自賠責が切れると本当に危険
自賠責保険は、うっかり期限切れで走るのは大きなリスクです。
だからこそ現実的には「車検=自賠責更新」とセットで覚えておくのが安全です。
3つを一発で整理:いつ・何がかかる?一覧表
| 名称 | ざっくり何の費用? | 支払いタイミング(目安) | 支払いの形 |
|---|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 車を持っている人に毎年かかる税 | 毎年1回(春〜初夏に納付書) | 納付書で支払い(自治体によりスマホ決済等も) |
| 自動車重量税 | 車検に関係する国の税金 | 新規登録時+車検時にまとめて | 車検の法定費用として一括 |
| 自賠責保険 | 強制保険(最低限の対人補償) | 車検と同時に更新が一般的 | 車検時に保険料を支払い |
年間スケジュール(イメージ):いつの出費に備える?
- 4月:4/1時点の所有者に、その年度の自動車税がかかる(“判定日”)
- 5〜6月ごろ:自動車税(種別割)の納付(地域差あり)
- 車検の月:重量税+自賠責+印紙代など“法定費用”がまとまって出る
なので家計管理のおすすめは、「自動車税(年1回)」と「車検(月)」の2山を先に押さえることです。
これだけやれば安心:ムリなく備える家計のコツ(初心者向け)
- 自動車税:毎月「税額÷12」を別に積み立て
- 車検:毎月「車検見込み額÷24(2年なら)」で積み立て
- 自賠責・重量税は車検で一緒に出るので、車検積立に含めてOK
「突然の請求で焦る」を防げるだけで、カーライフの安心感がかなり上がります。
次に読むなら(関連記事)
- 車の維持費はいくら?月額・年額の目安と節約ポイントを解説
- 車検前に買い替えるべき?通すべき?費用でわかる判断法
- 新車と中古車どっちが得?5年でかかる総額(TCO)で比較
- 中古車で失敗しない選び方【年式・走行距離・修復歴の見方】
- 車の買い替え手順を超わかりやすく解説【初心者向けチェックリスト】